SixTONES沼落ちブログ
はじめに
皆さんは、大好きな推しの沼に落ちた瞬間を覚えていますか?
わたしはあの日、あと瞬間をはっきり覚えています。
そこから転げ落ちていく過程も、どっぷり浸かりきったその時も…
わたしはSixTONESファンの"沼落ちブログ"というのが大好物なのですが、自分自身は沼落ちのきっかけをしっかりと文章に起こしたことがなかったので、SixTONESの8周年の記念日に捧げようと思います。
2020年1月
諦めの悪い歴戦の勇者、SixTONES がデビューしその輝きを増し始めたその頃。
わたしはまだ社会人1年目、やっと仕事にも慣れてきて、4月には先輩になるのだとそわそわし始めた頃でした。
そんな中、急に襲ってきたのは“コロナ禍”
医療系の仕事についているわたしは、いっきにその渦の中に巻き込まれることになります。
学校や保育園が休校になり人手が少なくなる、でも社会のインフラとして決して仕事は滞ってはいけない。
ただでも少ない職場で、万が一にも自分が感染して休むわけにはいかない。
責任感と重圧に押し潰されそうになりながら、職場を守る日々。
その緊張感は仕事が終わっても消えず、いつでも不安が付きまといます。
得体のしれない感染症を職場から持って帰り、大切な誰かにうつしてしまったら?
恐ろしさから友達にも恋人にさえも会えず、自宅と職場だけをただ往復し、そんな毎日になんの楽しみも見出だせず、苦しい苦しい数ヶ月を過ごすことになりました。
SixTONESとの出会い
いつ終わるともわからない“コロナ禍”という闇を彷徨う中、ある日突然にキラリと光る原石たちを見つけることになります。
この年の夏 2020年7月18日 音楽の日
なんとなくTVをつけてながらで目の端で見ていた番組、ある曲が聴こえてきてハッと顔を上げることになります。
それが「NAVIGATOR」
何やらシュッとした6人が何やらかっこいい曲を歌っている。
あんまり顔はみえない、でも青い炎のような静かな闘志をそのパフォーマンスから確かに感じて画面に釘付けになりました。
京本大我くん(このあとはきょもと呼びます。)の“Hey You !”のフレーズに心を鷲掴みにされて…
1曲聴き終わる頃には心臓がバックバクで。
伸びやかで力強い歌声、そしてそのボーカルを支える低音のハモリ、違和感がないどころがバシッとハマって超絶にかっこいい英語パート。
高音のボーカルと、低音のエッジの聴いたラップ。
そして、何よりも先の見えない闇の真っ只中にいたわたしには、力強い歌詞はめちゃくちゃに刺さりました。
NO LIMIT 無限大
可能性をゼロの先へ
NO LIMIT 無限大
未踏を進め Doubt navigator.
NAVIGATER / SixTONES
作詞 Seiji Takagi・Kokei“CO-K”Takafumi
音楽の日の NAVIGATOR でパフォーマンスをする SixTONESを発見してしまった瞬間でした。
あのときのわたしは本当に心から、
“やばいやつらを見つけてしまった”
と思ったのでした。
そこから沼に落ちるまではすごくすごく早かった。
Google先生に“SixTONES”とはいったい何者なのかおうかがいを立て、ストチューブへと案内される。
辿り着いた、NAVIGATOR のMVをみて、
“やっぱり間違いなんかじゃない!わたしが知らなかっただけで、とんでもない6人組がいる!”
と確信することになります。
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コメント欄を読み漁っていると、
この曲はフルサイズではないこと。
デビュー曲に「Imitation Rain」という楽曲があること。
この2つに気が付きます。
おすすめされるがままにMVを見て聴いて、その楽曲の美しさに呆然とします。
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(世界的アーティストYOSHIKIさんによるプロデュース。楽曲そのものの美しさに、SixTONES の持つ6つの音色の個性が存分に活かされた楽曲。いつまでも色褪せない名曲とはこの曲のこと。)
“なんとしても、彼らの音楽をフルサイズで聴かなければ!”
気が付けばレンタルショップにCDを借りに来ている自分がいました。
(この頃はほんの一瞬でしたが、飲食をしなければ1人でふらりと近所に出かけることができました。本当にほんの一瞬でしたが…)
ジャニーズを一度も通らずに大人になったわたし。
三形態もCDが存在することを知る由もなく、素直に通常盤をレンタルします。
NAVIGATOR が最高なことはいわずもがな、そこには思わず“え?ミニアルバム?”と言ってしまうほどのカップリング曲が詰まっていました。
Hysteria、love u…、そしてYou & I。
カップリング曲を聴いて、さらにこの6人の音楽に対する好きが高まっていきます。
恋人と会えない時間が続いていたわたしは「You & I」を聴いてなぜだかすごく泣けました。
Oh 会えない時間の分だけ You, With you
Oh 今日が特別になる You, With you
You & I / SixTONES
作詞 Justin Reinstein
こんなにも感激しているのに、このときまではまだ、ただの SixTONES の “オンガクのファン” でしかないのはとてもとても怖い話。
坂を転がり落ちていく
わたしは、好きなアーティストの人柄や置かれている環境、その曲が生まれたバックグラウンドまで知りたいタイプです。
当たり前のように、SixTONES のこともどんどん調べていきます。
せっかく You Tube にチャンネルがあるのだからと、まずはストチューブ*1
を手当たり次第見ることに。
優しい運動会の様子のおかしさと、パフォーマンスのクールなイメージとのギャップに混乱します。
“この人たちいったいなんなの??”
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(あまりにも様子のおかしい優しい運動会、今思えばこれがトドメの一撃といっても過言ではない…)
ひと通りストチューブを見終わる頃にはそのパフォーマンスと普段の親しみやすい6人のギャップにすっかり虜になってしまいます。
そして気がつく、“スクール革命の髙地くんがいる!”
父が内村先生の大ファンなので、実家のTVには毎週日曜日はスクール革命*2がついていました。
普通の人ならここで気がつくはず、SixTONES はジャニーズだと。
でも私はまだ気が付かない、そして気がついたのは 「JAPONICA STYLE」 に辿り着いたときでした。
おすすめに出てきたJAPONICA STYLE のMV*3、とんでもなく美しいお顔の京本大我様が口紅をつけるあのシーン、それまで箱推しだったわたしが完全にきょもに落ちた瞬間でした。
あまりの美しさに何度も何度も連続リピート。
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(私が京本大我様に落ちた瞬間はこのMVの2:52…、この世にこんなにも美しい男性が存在するのかと、ただただ見惚れることしかできなかった…)
釘付けだったところから、ふと目がチャンネル名にが行きやっとここで気がつきました。
“ジャニーズジュニアちゃんねる??”
そうだ!!この人たち全員とんでもなくイケメン!!
ジャニーズじゃん!!
ジャニーズの沼は深い!これはやばい!引き返さねば!
でも、このときにはもう遅い、頭の中てっぺんまでどっぷりと沼に浸っていました。
JAPONICA STYLE のフルサイズが聴きたくてNAVIGATORを全形態ポチる、SixTONESの歴史を調べ、その壮絶なデビューまでの物語に絶句する
Imitation Rain を全形態手に入れて、改めて聴くと、NEW WORLDと 光る、兆し がエモすぎて泣けて泣けて…
さぁ、もう後戻りはできない。
そして、どっぷりと沼へ
ありあまるお家時間を費やして、ストチューブもJrチャンネルも見きった頃、なんかの形で SixTONES に還元してあげたい!その一心でファンクラブに入りたいと思うようになります。
(漫画やアニメが好きなタイプにありがちな発想、コンテンツには課金させてくれタイプ。ストチューブが無料なのはおかしい!とにかくなにか!なにか還元させてくれ〜!と求めた結果がファンクラブに入ることだった。)
誰かのファンクラブなんて入ったことのないわたしは、何度も迷い引き返しましたがついに2020年9月、ファンクラブに入ります。
20万人台の会員番号をみて、彼らを大好きな人たちがこんなにもいるんだとものすごくときめいたのを今でも覚えています。
今はもっともっとその輪は広がっているのでしょうね…
そしてあることをきっかけにさらに沼の深部へと引きずり込まれることになります。
それは SixTONES が再びアニメのタイアップをすることになったこと。
わたしは、犬夜叉が大好き。大人になってからも漫画は全巻読んだし、映画やアニメも子供のころに見ていた記憶があります。
そんな犬夜叉の子供世代の物語が、半妖の夜叉姫というアニメになるらしいという情報をSixTONESとは別ルートで手に入れていました。
そんな中、不思議な動きを始める SixTONES 公式 Instagram とアニメ公式Twitter。
好きと好きが交差して、半妖の夜叉姫の主題歌をSixTONESが担当する!
これは絶対買わないと!どんな曲なのかがわかる前から予約してCDを手に入れることにしました。
そんなの生まれて初めての経験。
アニメのOPで解禁された NEW ERA、ANN で流れたラジオサイズの NEW ERA、CDTVで披露されたフルサイズの NEW ERA
切り取り方1つで表情をかえるこの楽曲にCDへの期待値が爆上がりしていく中、いざ届いた NEW ERA のCDたちは c/w までキラキラと輝いていてまるで宝石箱みたいで本当に夢中になって聴きました。
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(フルサイズこそが至高な SixTONES の楽曲たち。その中でも指折りの印象が他のサイズとフルサイズでは全く異なる楽曲。ジェシーの隠しパートを一聴するためだけにCDを手に入れるだけの価値がある。)
そしてその週の土曜、沼にどっぷりと浸かる最後の一撃となる出来事が起こります。
そうら皆さんご存知の 「ST かけ逃げ事件」
SixTONESANN *4 の放送のラスト、突如流された ST
はわたしが知らないだけなのか?はたまただれも知らない新曲なのか?
新参者のわたしはこのまま1週間混乱したまま過ごすことになります。
ただただ、ST のメッセージ性の強さに震えながら。
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(もちろんMVも素晴らしい。だけどLIVEバージョンのこの熱量は半端ない。)
あの日の偶然出会いから
あのとき SixTONES に出会えてれば!
そう思うことも正直ないとはいいません。
私立バカレア高校というドラマで6人が集まったそのとき。
バラバラになったはずの6人が SixTONES を結成したとき。
Amaizing!!!!!! でグループの方向性が定まった瞬間。
JAPONICA STYLE のMVが爆誕し、YTFFで懇親のパーフォーマンスをかましたあのとき。
デビューが決まったその日、あの美しい Imitation Rain をデビュー曲として手に入れたとき。
NAVIGATOR が深夜アニメのオープニングでノンクレジットで OA されたとき。
全部全部経験してみたかった…
でも、あのときあの状況で 「NAVIGATOR」を聴いていたから、SixTONES と出会えたのだと思います。
最近になって、あの日の音楽の日を大切にHDDに保管していた先輩SixTONESファンの方から譲っていただくことができました。
あの日あの時のパフォーマンスだとワクワクしてみたのですが、なにより驚愕したのは NAVIGATOR だけの披露だと思い込んでいたけれど実は Imitation Rain と続けての披露だったということ。
きっとあの日、SixTONES が NAVIGATOR を歌ってなければ出会えなかったんだ。
Imitation Rain だけの披露だったら見つられなかった。
わたしが彼らに出会うには NAVIGATOR でなければいけなかったのだと再確認させられました。
そう、わたしは正真正銘 “NAVIGATOR出のスト担”なのです。
経験できなかった SixTONES史に残るビックイベントはたくさんあるけれど、初めてのアルバム 「1ST」のリリース*5、6周年の濃厚な5月のスペシャル月間、年明け一発目の TFT*6、Twitter、TikTokのアカウント開設、初の単独ドーム公演…
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(6周年の結成記念日の5/1だけでなく、5月の1か月間、たくさんの企画をしてくれた6人。そのさなか突如UPされたこの2つのMVは本当に宝物。この感動は後世まで語り継ぎたい。)
私達の夢をどんどん叶えてくれる、そしていつでもどんなときでも気になったときからteam SixTONESとして迎え入れてくれる懐の深さ。
どん底だったあの頃のわたしに、一筋の光を与えてくれたのは間違いなく彼らでした。
今思えば、あの日の SixTONES はデビューして早々にパフォーマンスをする音楽番組を失い、やっとステージに立つことができたことでギラギラとそのエネルギーを燃やしていたのかもしれません。
そして、ミュージカルという主戦場コロナ禍によってを奪われて*7、ひとつひとつのパフォーマンスに全力をぶつけていたあの頃のきょもだったから、その歌声に心が震えたのかもしれません。
そんなきょもが雑誌で話してくれた、“ファンはライバル”って言葉にわたしは何度も救われました。
きょもだけじゃないメンバーひとりひとりの言葉に、彼等が歌うからこそ説得力のある歌詞たちに“ SixTONES ががんばってるんだから自分も頑張ろう” と何度も何度も思わされました。
入り口はきょもの歌声だったけど、
彼らはパフォーマンスだけではない、カリスマ的"アイドル性"を持っている。
もう惚れない理由がないのです。
SixTONES が歌う楽曲には、6人だから与えられる説得力がある。
初の単独ドーム公演を目前にリリースされたゴリゴリのHIPHOPナンバー 「ABARERO」 のc/w曲で、品番66に収録されるこの曲は SixTONES とっても、」ファンにとってもきっとこの先まで特別な楽曲になるでしょうね。
不確定不安定なんて超えて行ける
偶然?必然?
どっちでもいいんだよ
行こうまだ 見てない景色まで
また笑うんだ
彗星の空 / SixTONES
作詞 NAOKI
あの日の偶然の出会いから始まった SixTONES のストーリー。
6人が6人でいてくれるという事実だけでこんなにも幸せな気持ちで居続けられるなんて、推したちに出会う前のわたしには想像もできませんでした。
こっから先は、沼落ちの経緯でもなんでもなく、今のわたしから8周年を迎えた6人へのただのラブレター。
どんなに大きな夢を叶えても、どんなに大きくてなっても“夢の先”を目指すSixTONES。
きっとそれはこれからもかわることなんてないんでしょう?
「バカレアで出会ったころから俺ら何にも変わってない。」と時々話すその言葉。
心意気や輝きは本当にそうなのでしょうね。
でも6人を愛する人たちは、あの時の6人が想像しえないほどにずっとずっと大きくなってるよ。
あの頃よりもきっと、ずっとまぶしく輝いてるよ。
わたしが SixTONES と出会えたことは“偶然?必然?”
ねえ、そんなことどっちでもいいから求めるその“夢の先”を、まだ見たこともない景色を一緒に見に行かせてよ。
SixTONES 8周年おめでとう。そしていつもありがとう。
ただただ SixTONES が好きでたまらないだけのオタクの長文を最後まで読んでくださった方に心より感謝します。
*1:SixTONES の公式You Tubeチャンネルのこと
*2:日本テレビで日曜日11:45〜放送されているバラエティー番組。髙地優吾くんはこの番組の公開オーディションでジャニーズ入りすることになります。
*3:2018年 You Tube アーティストプロモ に SixTONES がジュニアとしては異例の大抜擢をされた際に制作された SixTONES 史上初の MV
*4:“現時点では”SixTONES 唯一の冠番組。ニッポン放送で毎週土曜23:30〜MC田中樹くんと週替りのメンバーの2人で有楽町や地方からのリモートで元気に生放送されるラジオ番組。
*5:SixTONESの1stアルバム「1ST」今や幻となっている初回限定盤A(原石盤)にはJr.時代の名曲、この星のHIKARI、"Laugh" In the LIFE、Rollin’、BE CRAZY、RAM-PAM-PAM が収録曲されていた。
*6:「THE FIRST TAKE」アーティストが一発どりで歌う映像
がアップされる You Tube チャンネル。ファンにとっても6人にとっても待望の出演で、Imitation Rain と Everlasting をそれぞれ音源とは異なるアレンジでフルサイズでパフォーマンスしている。
*7:2020年5月、主演を務めるはずだったブロードウェイミュージカル「NEWSIES」の初演がコロナ禍により中止になっている。